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むくみに効く!利尿作用のある漢方にはどんな種類があるの?

漢方は薬ですから、本来であれば漢方に詳しい医師から正確なアドバイスを頂いて飲むのがベストです。漢方は薬局でも手に入れることが出来ますが、
例えばのぼせの症状があるのに、利尿作用があっても身体を温める作用のある漢方を飲んでしまっては、むくみの改善には繋がっても、他の症状に悪影響を与える場合もあるからです。
ですから、とにかくむくみを改善したいという方であれば、自分で漢方を選ぶよりも、確実に利尿作用のあるサプリを飲んでみることをおススメします。

また、食生活や生活習慣を見直すことがむくみを解消するにはとても大事です。特にサプリは「足りない成分を補うもの」ですから、あくまで補助的な役割です。
しかし、栄養機能補助食品だからといって過剰に摂取しないことが大事です。
用法を守らないと逆効果になる可能性もありますので正しく効果的に取り入れていきましょう。
また、カ特定成分の過剰摂取は逆に病気を引き起こすことがあるので覚えておきましょう。
※特に、腎臓病や排泄障害・糖尿病や妊娠中の方・現在通院中の皆さんは、漢方薬の場合もサプリメントの場合もかかりつけの医師にご相談ください。

むくみに効果的な漢方薬

「薬」と言うくらいですから薬なのですが、天然素材を3種類以上合わせて作った「生薬」というもののことを言います。
漢方薬にも種類があり、普通の病院で処方してもらったりドラッグストアで購入したりできます。
また形状も様々で顆粒や錠剤のタイプなら持ち運ぶのも簡単ですね。
漢方は根本的な体質改善を前提にしています。1つの病気を診るということではなく、その人を総合的に診るのです。
まず「証」と呼ばれるその人の現在の状態を確認して様々な要素を集め、情報を基にその人だけの治療方針を立てるのです。
今回は漢方薬の中でもむくみに効果が期待される、漢方薬を少し挙げてみます。
あくまで一部の漢方薬ですが…フリガナがないと読むのが大変ですね。
五苓散(ごれいさん)
二日酔い、吐き気、頭痛、口渇、尿量減少などの症状がある。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水太り体質、食欲不振、疲労倦怠感、関節痛などの症状がある。
八味地黄丸(はちみじおうがん)
排尿困難、頻尿、高血圧、倦怠感、下半身の冷え、不調などの症状がある。
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
寒がり、冷える、排尿障害、腰痛、しびれ、疲労倦怠感などの症状がある。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え性、貧血傾向、めまい、顔色が悪い、月経時不調などの症状がある。
猪苓湯(ちょれいとう)
利尿作用が高くカリウムサプリと同じ働きをします。排毒や水分をため込んでしまい流す力が弱い方のサポートをします。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
便秘がちや肥満症の方に用いられる漢方ですが、発汗、利尿作用もある為カリウムサプリと同じ働きを持ちます。
小青龍湯(しょうせいりゅうとう)
体を温める為発汗作用があります。利尿というより汗として水分を排出します。
療方調流(りょうほうちょうりゅう)
汗をかきづらい人に。利尿作用があり尿として水分を排出する為下半身のむくみに用いられます。
玄武温陽(げんぶおんよう)
尿量が少ない方に。体を温めて身体の水分の巡りをよくし、排出します。免疫にも良い働きをします。
真武湯(しんぶとう)
新陳代謝が低く、冬に冷え性となる方におすすめ。新陳代謝を高め水分のめぐりを良くします。
茵陳五苓散(いんちんごれいさん)
肝機能や腎機能の改善に用いられる。むくみだけでなく黄疸の改善にも使用されます。
四逆散(しぎゃくさん)
生理前のむくみが酷い方に用いられます。むくみだけでなく生理前に生じる諸症状に効果的とされます。
苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)
むくみの酷い人は、漢方学では湿滞証と表現します。冷えがひどくむくみやすい方におすすめです。
木防已湯(もくぼういとう)
心疾患の疑いや、それに伴うむくみに用いられます。
越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)
アレルギーにより生じる突然のむくみを抑える為に使用されます。

漢方がむくみに効く理由

先程、漢方の見立て「証」について触れましたが、「証」は細かく分類されています。
中でもむくみに大きく関係するのが「気、血、水」という「証」です。
気⇒体全体の原動力で元気の源。エネルギー。
血⇒血液そのものや血液から生まれるホルモンなど。体の各器官や組織に栄養を運ぶ。
水⇒血液以外の体液。体内に入った水分を摂り入れ体を潤すもの。
気・血・水は互いに影響しあってバランスを保ち、それが崩れると人は病気になりやすくなります。
塩分や水分の摂り過ぎに寝不足や冷え性、ストレスやホルモンバランスの乱れなど…どれもむくみの原因になるものです。
むくみは特に「水」の滞りを原因とした「水毒」と考えられ、おもに代謝を良くしスムーズに水を循環・排出させたり、体を温めたりする処方がされます。勿論その人の証に合わせますので、むくみの原因が何かによって効果的な漢方薬が選ばれるという訳です。

普通の病院やドラッグストアでも漢方薬は手に入りますが、自分でドラッグストアに行って購入するという方は薬剤師に相談して選んだほうが安心です。自分が考えていたものと違う漢方薬になる可能性もありますので。
ここで重要なポイント
継続する期間とコストです。
本来は漢方医のいるところできちんと「証」を診てもらい、自分に合った漢方薬を選んでもらうのがベストです。
しかし、飲んですぐに効果が分かるものではありません。即効性よりも、長い目で見て体質改善を含めた効果が期待できるもの、と言えます。
錠剤・顆粒・煎じ薬などありますが、コストに関しては処方された薬のタイプにもよります。
ただ、長期間続けるには安価とは言い難いところです。特に煎じ薬は効果も大きいのですが煎じる手間もあります。
無理せず続けられるよう考えた方が良いでしょう。